浄念寺外観

正式名称: 大貴山 浄念寺
たいきざん じょうねんじ
開  闢: 寛永五(1628)年以前
之以前は飫肥・舞鶴の地に安置されていました。
宗  派: 浄土真宗本願寺派
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本  山: 龍谷山 本願寺(京都・西本願寺)
りゅうこくざん ほんがんじ
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本  尊: 阿弥陀如来/南無阿弥陀仏
あみだにょらい/なもあみだぶつ
宗  祖: 親鸞聖人(見真大師)
しんらんしょうにん(けんしんだいし)
1173年5月21日(承安3年4月1日)ご誕生
1263年1月16日(弘長2年11月28日)ご往生
聖  典: 『浄土三部経(じょうどさんぶきょう)』
「仏説無量寿経」「仏説観無量寿経」「仏説阿弥陀経」
『顕浄土真実教行証文類(けんじょうどしんじつきょうぎょうしょうもんるい)』
「正信念仏偈」「浄土和讃」「高僧和讃」「正像末和讃」
『御文章(ごぶんしょう)』
(中興の祖 蓮如上人のお手紙)

寺院の紹介

令和10(2028)年に寺基移転四百年を迎えます。
大きな鐘を構える四脚鐘楼門が目印です。
念仏禁制時には、薩摩藩より追われた逃亡農民を飫肥藩と共に受け入れました。
寺院に残る古文書によると、寛永五(1628)年の火災により一切の証拠書類を焼失したとあり、それ以前の歴史は全く分かっていません。
飫肥藩の古地図によると、当時は飫肥前鶴に建っていた由。
現在地は旧領主より寄附の地でその原由、年月日は分かる範囲内で同寺のあゆみをみると、当時から浄土真宗本願寺派(西本願寺)の中本寺として、宮崎市より南一帯、旧飫肥藩の浄土真宗十六ヶ寺の寺院を統轄していました。
明治初期、西本願寺第二十代宗主広如上人より下附された六字尊号等を寺宝としています。
寛永五年火災当時の住職 “道秀” より現在は十六代を数えます。
境内には大仏師である江里宗平師・敏明師による「親鸞聖人御幼少之像(昭和62年作)」が安置されています。
この像の中には、浄念寺おび幼稚園(現・浄念寺学園)20周年の記念事業で、当時の園児たちによるタイムカプセルが埋め込まれていました。

宮崎教区「宮崎教区の歴史とお寺」より

お寺の行事

浄念寺の行事は、ご門徒に限らずどなたでも参拝いただけます。
それぞれの法要が大切な意味を持っています。
ともに法要にお参りをし、ご法話を聴聞し、み教えに自らの生き方を問い、
ともに生きてこそ「門徒(もんと)」《一門の徒(ともがら)》といえます。
お寺の法要は住職・僧侶の行事ではありません。
皆さまと僧侶が力を合せて仏さまのお徳を讚嘆し、み教えを聞かせていただく道場としたいものです。

合掌

行事についての詳細は、お寺の掲示板でもご案内しています。

1月 御正忌報恩講法要(ごしょうきほうおんこうほうよう)
宗祖親鸞聖人の命日であり、浄念寺で最も大切な法要です。
浄念寺学園の園児も一緒に行事を盛り上げます。
参拝者は、お斎とよばれる精進料理を召し上がりになれます。
3月 春季彼岸会(しゅんきひがんえ)
春分の日前後3日間は春のお彼岸です。春分の日には法要を勤めます。
5月 降誕会法要(ごうたんえほうよう)
仏教を開いたお釈迦様のご生誕(4月8日)と浄土真宗を開いた親鸞聖人のご生誕(5月21日)をご縁に、この1年に感謝しお祝いします。
7月 盂蘭盆会(うらぼんえ)/盆おどり大会
ご先祖様に感謝し、皆で歓喜する行事です。午後には法要を勤め、夕刻より境内にて盆おどり大会を開催します。
9月 秋季彼岸会(しゅうきひがんえ)
秋分の日前後3日間は秋のお彼岸です。秋分の日には法要を勤めます。
12月 除夜会・元旦会(じょやえ・がんたんえ)
31日午後11時45分より約40分
この1年を内省し、新たな1年を迎えましょう。どなたでも除夜の鐘を撞いていただけます。

浄念寺の活動

子ども会
主に浄念寺学園卒園の小学生で構成しています。
サマーキャンプや京都への旅行など、毎年楽しい行事を計画し活動しています。
※子ども会については「浄念寺子ども会」にてご紹介します。

仏教婦人会
浄念寺ご門徒で構成される婦人部です。
御正忌でのお斎(精進料理)づくり、盆踊り大会での出店など、浄念寺の各行事を一緒につくっています。
また、市内外や県外にて研修に参加しています。数年に一度は京都の御本山への参拝旅行も行っています。
婦人会では新規会員を随時募集しています。

若者会
浄念寺を盛り上げる青年部、壮年部です。ご門徒に限らずどなたでも入会いただけます。
共にお寺を大切にし、各地へ研修会に参加するなど、楽しくお寺を盛り上げます。

浄念寺に関するお問い合わせ

TEL.(0987)25-1864 FAX.(0987)25-1892
仏事・納骨壇に関するご相談も随時承っています。